2018年9月24日
“K-1史上最も危険な戦い”が・・・・
「小澤海斗」VS「芦澤竜誠」
結果は、1ラウンドに2度のダウンをとった「芦澤竜誠」の判定勝利!!
【画像:efight 引用】
目次
小澤海斗
【画像:K-1ホームページ引用】
所属・ジム | K-1 GYM EBISU FREE HAWK |
生年月日 | 1993.4.27 |
出身地 | 福島県 |
ファイトスタイル | サウスポー |
芦澤竜誠
【K-1 ホームページ引用】
所属・ジム | K-1ジム総本部チームペガサス |
生年月日 | 1995.5.1 |
出身地 | 山梨県 |
ファイトスタイル | オーソドックス |
二人の戦いの始まり
・6月17日の第2代K-1フェザー級王座決定トーナメント後、SNS上で「芦澤竜誠」が
「小澤海斗」に「おい、1回戦不発の小澤くん。俺も準決で負けちゃって負け犬だけ
ど、負け犬同士、9月タイマンするしかないだろ」と言ったことが始まり・・
これに対し、「小澤海斗」は「上等だよ。またやる気にさせてくれてさんきゅな。これ
決定で」と返し、二人の戦いが決定!!
戦いが決まってから、メディアを通しての2人のバトルや、記者会見や計量でも「乱闘騒ぎ」が・・・
記者会見乱闘
芦澤:「あいつ、俺に喧嘩うっておいて、負けて腐ってんじゃねぇよ。」酒を飲んでるときに、ツイッターで宣戦布告。「俺にやられて腐ってもらう」
小澤:「まず、喧嘩うってきたのはお前の方だけどな」
「俺も男なんで、この喧嘩買うしかないと思って」
芦澤:「俺なんか逆にお前なんか眼中にないから」
「お前と戦って俺になんの得があるんだよ」
小澤:「口うるせーよ、ナマズ君」
乱闘勃発!!
さらに前日計量では・・・
計量乱闘
小澤選手は57.4kg、芦澤選手はフ57.5kgでそれぞれ計量をクリアー。
そして、撮影の際に、その場で顔を近づけてのにらみ合いへ!
ここで芦澤選手が手を出し、乱闘へ
試合前から、バチバチで、今年の試合でこれほど盛り上がる試合はない!
この日、芦澤選手は「俺は絶対に倒しに行く。人生を懸けて絶対に倒す」
小澤選手は、「明日、見ててください」とコメント。
この段階で、二人には、覚悟の違いがあったのか・・・・
肝心の試合は・・・・
試合内容
・1R
「芦澤が積極的にしかける。そして、打ち合いの中で小澤が後ろ蹴りを放ったとこ
ろでバランスを崩して倒れ、これでダウンをとられる。さらに、芦澤が右ハイキックで
今度は完璧な2度目のダウン。パンチでラッシュを仕掛ける芦澤だが、小澤は逃げ切
る。」
・2R
「小澤はバックハンドブローやパンチでボディを攻めていき、ヒザ蹴りも。対して、芦
澤はハイキックや長いリーチの右ストレート、さらにヒザ蹴りを放つが、芦澤の勢いが
やや弱まる。」
・3R
「小澤は前へ出て後ろ蹴りを連発。逆転を狙ってパンチで攻める。対して、芦澤は
パンチやヒザ蹴りで打ち返す。結果は、判定へ・・・」
・判定
3-0で「芦澤」の勝利!
芦澤:「みんなこの試合を楽しみにしていたけれど、俺は1Rに絶対KOしてやろうと
思っていた。間に合わなくて、3Rは俺が逃げるみたいになっちゃったけれど、こんなも
んじゃないんで。もっと上に行くので。俺がヒール役(悪役)みたいになっているけれ
ど、K-1は俺みたいなヒールが一番になってもいいと思っている」
試合後のSNSなど(世間の声)
「小澤引退しろ」
「引退しかなくね」
「小澤弱い」
「ダサイ」
「引退だけはやめて欲しい」
「いつまでも応援する」
個人的な意見
・格闘技だけではなく、人生は、勝者が全て。試合は、必ずどちらかが勝ち、どちらか
が負ける。格闘技の世界は甘いものではない。この中で、有言実行した「芦澤選手」は
さらに強くなったと思う。
反対に、小澤選手は負けてしまったけど、「さっさと引退しろ」「ダサイ」とかいうの
はおかしい。引退するかどうかは、本人が決めることだし、きつい練習に耐えてきて、
プレッシャーの中、リングに立って戦ったのに、この言葉はおかしい。
戦いの世界だから、負けて「弱い」と言われるのは仕方ないことだと思う。でも、何も
頑張ってない人間が小澤選手に「引退しろ」というのはどうかと思う。
格闘技ではないが、私も躓いた時期があった。
その時、恩師に言われた言葉がある。
「負けたら終わりじゃない。本当の終わりは、やめたら終わりだ。」
小澤選手は、どうなるかわからないけど、また、リングで彼の姿が見れるのであれば、
応援してあげたい。
試合明けのコメント
芦澤選手:「小澤くん!やり方は下品だったかもしれないけど一緒に盛り上げてくれて
ありがとう! KOじゃないとタイマンはドローか・・・ 小澤君との試合、震えるほ
ど楽しかった。 またいつかやりてーな」
芦澤選手はもっといいファイターになりそうですね。
小澤選手も、もう1度這い上がって欲しい。