18日に、格闘家、山本“KID”徳郁さんが死去したことが、ジムの公式サイトで発表された・・・
8月にガンと戦っていることを公表した「山本“KID”徳郁さん」
そのわずか1か月後に本当に悲しいニュースが流れた・・・
目次
山本“KID”徳郁
【画像:DREAMホームページ引用】
生年月日 | 1977年03月15日 |
身長 | 163 cm |
バックボーン | レスリング、修斗 |
個人的にも「山本“KID”徳郁さん」は青春時代からの英雄でした。
私が、ボクシングを始めたきっかけも「山本“KID”徳郁さん」みたいに強い男になりたかったから・・・
テレビで見る「KID」さんは、強くて、カッコよくて、男らしくて、当時の中学生の男子の中では英雄で、学校でもいつも「KID」さんの話題で盛り上がってました。
中でも、一番鮮明に覚えているのが、この戦い!!
山本“KID”徳郁VS村浜武洋
テレビで出てきた選手は、誰よりも引き締まった身体、筋肉がすごい、そして、誰よりもギラギラしていた・・・
面白い選手の登場に、テレビに釘付けになりました。
そして、この試合が、「KID」さんのK-1デビュー戦!
結果は、見事KO勝利!
その後も、K-1、DREAM、HERO'S、UFCと格闘技界で、大活躍!
2004年の大みそかでは、あのK-1ミドル級の元王者「魔裟斗」さんとも戦いました!
山本“KID”徳郁VS魔裟斗
結果は、魔裟斗選手の勝利でしたが、身長や体重では不利だったにもかかわらず、魔裟斗選手からダウンもとりました。
そして、2015年には、一夜限りの復帰戦ということで、再び魔裟斗選手と対戦。
この二人の戦いは、間違いなく、日本中を盛り上げました!!
追悼コメント
戦友の悲報に同世代の選手たちは・・・
魔裟斗さん
「2004年大晦日に対戦して以来 格闘技界を一緒に盛り上げてきた大事な仲間が逝ってしまった」
「リングとは違う優しい顔で、お子さんと遊んでいた姿が印象的でした」
「2015年に対戦した時には試合終了後に『また 10年後に!』と言っていたのにとても残念です」と綴ったそうです。
宇野薫さん
「今は言葉がみつかりません…心よりご冥福をお祈りします」
須藤元気さん
「山本KIDさん、楽しい格闘時代を共に過ごせた事を誇りに思います。心からご冥福をお祈りいたします」
元妻MALIAさんは・・・
MALIAさん
「急な事に頭も心も整理がつきません」
格闘技の選手たちだけではなく、格闘技ファン、山本KIDファンの間にも悲しみが・・・
私もかなりショックです・・・山本KIDさんには、試合を通して勇気をもらったから・・・
また、試合以外にも格闘家としてではなく、山本KIDという一人の男の姿に感動した話もありました。
山本KIDの勇敢さ
2012年、終電間近に多くの人でごった返す東京・都営浅草線五反田駅構内の線路
に、老齢の男性がホームから転落した。落ちた男性は、額から大量の血を流し、ぴくり
ともしない。しかし、その場にいた誰もがいつ来るかわからない電車に怯え、何もでき
ずにいた。そこへ割ってはいってきたひとりの男性──人気格闘家の山本“KID”徳郁だった。 素早い動きで、線路に飛び降りると、男性を抱え上げようとした。
「KIDさんの男気に勇気をもらい、ためらっていたサラリーマンたちも線路に降りて、
危機一髪、みんなで男性を抱え上げた」
当時の「山本KID」さんのコメントは・・・
「あのときは電車が来るほうをパッと見て、“来ないな、よし、行かないと”って、それ
ばかりでした。でも実際倒れていた男性を抱えてみたら、気絶してぐったりしてて重く
て少ししか持ち上がらなくて。“うわぁ…どうしよう…”って思ったら、他の人も降りて
くれて助けてくれた。そんときちょっと嬉しかったね。人の命、助けようとして一緒に
なってがんばる人がいるんだって」
そして「山本KID」さんは最後にこうひと言。
「あの後、おじさんがどうなったか心配で。記事に載るなら、そこに書いておいてくださいよ」
男性は、裂傷程度で大事に至らなかったらしいです。
【一部NEWSポストセブン引用】
このニュースを聞いたときは、勇気をもらいました。
自分も「山本KID」さんのように、勇敢で強い男になりたいと思いました。
格闘家として、強いだけではなく、命をかけて人を守れる本当に強く勇敢な方。
最後に
私は独りのファンですが、「KIDさん、たくさんの勇気をありがとう。心からご冥福
をお祈りいたします。どんな時でもKIDさんみたいに強く、勇敢な男でいられるよう
に頑張ります。」